かいている。 | 折羽ル子とケモノノノベルズ

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かいている。


tc1

あれからペースは堕ちたにせよ毎日ちびりちびり書いている。SFだ!

自分の好きなSFはゴリッゴリにリアルなのじゃなく、ある程度のSF知識やら科学知識があることが前提なやつでございます。
アニメやマンガのおかげで最近はスコシフシギくらいではSFではなく一般ドラマとして扱われるようですが、それでも書いているときに「どこまでを判っていること前提にするか」で、悩みます。
そんなのハードルあげちゃっていいじゃん。と思われるかもだが、其の昔知人の知人の書いたSF小説を読んで、設定やら何やら作者はしっかり判っているんでしょうが全然伝わってこねー!!!!と1P目でギブしたことがあるのですよ。
ちなみにその知人の書いたのも、ほんの数ページしかなかったけれどやはり1Pでギブした。こっちはアクション映画のシナリオだったんだけど、ごめんキャラが何やってるか全然ワカラン。これは正直に感想を伝えました。
「まだ自分の作品は未完成なんだ!これは序盤でタイトルも出ていない部分だから判らなくて当然!失敬な! 」的なことを言われましたけどーそれって映画としてツカミに失敗しているって事では?金払って入る映画館で、この時点で出る人間もなかなかいないと思うけどさ。

こんな思い出もあるので、細かい設定を作り込んでいると「これ、自分にしか判らないんじゃあ」と不安にもなります。
SFはコワイ!

ところで小説でもまんがでも書いているとどうしても退屈な部分が出てきますな。必要な描写なんだけれどそのまま書いても詰まらないだけ。というヤツ。
以前シュガーレポートなる小説を書いたとき

ありがちで退屈で繰り返しの、あまり利口とは言えない片思いを如何にして読ませるか。というのを裏テーマとしておりました。これ、誰か忘れたけど指摘してきた人が居て、ちゃんと読んでいる人居るんだなぁ…。と感激しました。
とくにこうやった!というノウハウもないしそもそも忘れたのだけれど、今回も頑張って退屈さの解消に励みたいと思っています。
そう、たとえばB級映画あるじゃない?アルマゲドン2015とかこういう感じの。ああいうのがダメなのって映像のしょぼさ以上にシナリオが説明だけしているところなんだよ。この隕石は特殊で堕ちてくると~~~~~氷の隕石とかチタンの隕石とかマイクロブラックホールとか色々趣向を凝らしてマンネリを打破しようとしてもさ、説明がくどい時点でマンネリなんだ。シナリオは頭と時間を使えばなるべくコストをかけずに立派に出来るところなんだから頑張ろうぜ。
時間かけられないのかもしれんが。

なので、自作も退屈な部分をすこし頑張ってみようかと思います。
最初はショートショート的にネタを入れた話で書いていたのだけれど、書いているとやはり欲も出てきたので中編くらいにはなりそうです。60年代くらいの空想科学小説っぽさが出れば良いなぁ。




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