さん太 | 折羽ル子とケモノノノベルズ

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さん太


先日「SF雑誌オルタニア vol.7 」という雑誌に「バトルタワー・ダイ・ビルヂング」なるものを載っけてもらいました。

どーいう内容かと言いますと、どーんとでっかいタワーマンションがありましてその中であれやこれやあるわけです。

画像にするとこんな感じ。

地上げ屋に屈することなく土地を守った地主のおばあちゃん、それが天寿を全うした途端に屋敷は取り壊されマンションが建ち…そういうお話のパイロット版でございます。遺された土地の真ん中に杉の木が生えていてどうしても切り倒せず…とか呪いもあったりとか、まぁ盛りだくさんになりました。

この雑誌が売れたらどーんと百万文字くらいの全長版になって、さらに2,3と続編まで一応考えていたのだけれど特にリアクションは無い(笑)

1はビル内でそれぞれ世界(マンション)の天下を取りたい思惑のある者たちの入り乱れたバトル、2は10年後くらいに無限に伸び続ける杉の木の枝や根っこを日々切断し続けるマンション内森林警備隊の終わりのない日常の話。3は100年後に未だ無限に増築を続けるマンションの内側に杉の木が一体化していてマンションの住人は三代前からマンションの外に出たことがなく、マンションの外からも誰かが来るわけでもなく…という閉ざされた街が完成する話。

こーいう予定でした。しかし読まれないことには始まらない。

というわけで、読んだよーって人はコソっと感想を教えてね。サンタのように枕元の靴下に!




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