BLOG

さん太

先日「SF雑誌オルタニア vol.7 」という雑誌に「バトルタワー・ダイ・ビルヂング」なるものを載っけてもらいました。

どーいう内容かと言いますと、どーんとでっかいタワーマンションがありましてその中であれやこれやあるわけです。

画像にするとこんな感じ。

地上げ屋に屈することなく土地を守った地主のおばあちゃん、それが天寿を全うした途端に屋敷は取り壊されマンションが建ち…そういうお話のパイロット版でございます。遺された土地の真ん中に杉の木が生えていてどうしても切り倒せず…とか呪いもあったりとか、まぁ盛りだくさんになりました。

この雑誌が売れたらどーんと百万文字くらいの全長版になって、さらに2,3と続編まで一応考えていたのだけれど特にリアクションは無い(笑)

1はビル内でそれぞれ世界(マンション)の天下を取りたい思惑のある者たちの入り乱れたバトル、2は10年後くらいに無限に伸び続ける杉の木の枝や根っこを日々切断し続けるマンション内森林警備隊の終わりのない日常の話。3は100年後に未だ無限に増築を続けるマンションの内側に杉の木が一体化していてマンションの住人は三代前からマンションの外に出たことがなく、マンションの外からも誰かが来るわけでもなく…という閉ざされた街が完成する話。

こーいう予定でした。しかし読まれないことには始まらない。

というわけで、読んだよーって人はコソっと感想を教えてね。サンタのように枕元の靴下に!

輝くハゲ小説。

https://bccks.jp/bcck/156089/info

世の中にそういうジャンルがあるのか知らないけれど、ハゲ小説というジャンルがあればきっと今年一番輝いている小説をこの雑誌のために書いたのだよ。だいたい2万文字くらい。
自分の出版物ではないので売れているのかどうか判らないのだけれど、きっとまぁ劇中のハゲの残り髪とむなしい育毛剤の残り香程度には存在感をはなっているのではありませんかね。

ちなみにまんがも描いた。これはだいたい16ページくらい。最初は8ページくらいだったのを間間に加筆したり切り貼りして伸ばしたので絵柄が安定してないけど、まぁラリった時って世界の認知はこんなもんでしょうって事でよしとしました。

他にも編集後記だとか著者紹介のまんがだかも描いたよ。

そうそう忘れちゃいけないのがタイトルを決めたのも私だし表紙も描いたと言うことです。

タイトルはなんでこんなのにしたのか忘れた。なんでだっけ。
何やら奇抜なのを付けて欲しいとのオファーだったのかな。ちょっと禁欲的すぎて重かったかも知れないけれど、おかげで「欲しがりませんカミまでは」というタイトルが浮かんだのでよしとしましょう。

そう、この小説は取りあえずタイトルだけ決めて中身は後から考えたのです。そのわりに割と愉しい出来になったので満足まんぷく。

色々適当コイた事を描いてますが、作品自体はそれこそ必死こいてつくったので気が向いたらこうてね。税抜き本体価格500円でございます。よろぴくねー!

新作小説「或ル小劇場の最后」

原作開発プロジェクトに今年も応募してみました。去年もそうだったけど、こんなの絶対駄目でしょ的なものを書きました。
映画館の閉館の日に、年寄りから若者までその映画館に思い出のある者が集まって、架空の映画の物語とそれぞれの客の過去の思い出が錯綜して、何がリアルで何が映画か判らなくなる、そして映画館が終わったのか映画の物語が終わったのか判らないエンディング。

そういうものを書こうと思ったのですが、最終的には全然そうはならなかったです。
感動的物語にするつもりだったんだけどなぁ。

次に思いついたのはマンネリアベックが性的興奮を高めるためにピンク映画館に入ったらそこはホモのハッテン場で…という内容でしたが、ただそれだけだよね?って思ったのでやめました。ホモ軍団と彼氏がち●ことち●こでフェンシング勝負をすることになるんだけど、つばぜりあうと当然ノンケのアベック側の彼は萎えるんでそれを彼女がいきり立たせるのを手伝ってあげるとかそーいうのを考えてましたが、あまりに品がないので私の上品なイメージが崩れることを恐れやめました。

で、完成作の話。
構成がかなりいびつなのはちょっとどうかと思ったのだけれど、ああこれは映画の基本の三幕構成なのだと思うことにしました。
さて、はっきり言って投げてる…どうでもいいと思っている力を抜いた小説なので、出演したい人を募集してみんな殺してあげるキャンペーンを行いました。八名の方が手を挙げてくれたので、まとまるかなぁと危惧したのですが、まぁノリとリズムで書いていきました。
死に様のリクエストや、それぞれのご本人の特徴も織り込んで書いたのが、ジャズのセッションのようでますますライブ感を高めました。
そう、今回は結構ライブ感のある書き方なんだよ。三行先は考えていない。オチもみんな死んで、それでどうしようかとか思いながら進めたし。
然ういう訳で全然何も考えずに書いていったのだけれど、途中からキャラの行動とかがうまいことカチカチ噛み合ってくれて、うひょ~と思いながら最期まで書き上げました。
途中で「これ全員殺せるのかな?」とも思ったけれどいつのまに全員ちゃんと死なせることが出来ました。でも特撮評論家を殺しませんよねって?彼は特撮にしか興味が無いので一本目の上映後に帰りました(笑)
ちなみに当初の構想では人が死ぬシーンは最初は劇場内で乱闘が続くって感じに処理するつもりでしたが、普通すぎるんでやめました。

内容的に増やそうと思えば登場人物を無限に増やせるのでまた死にたい人を募集していずれ加筆するかも知れません。

 

WITノベルに応募中のカラテネコと他一本もよろしくね。

新刊のおしらせ。(カラテネコ)


年末に新刊を出しました。以前のバージョンから文章量は倍に、挿絵は大量追加となりました。
文章量は増えたけれど所謂水増しって訳じゃ無く、より酷…濃くなりました。
この物語ははっきり言って物語性は薄い串団子構造なんで、多少はマシにしようと思いサイドストーリーもちょっぴり混ぜてみました。
キャラクターも増えたし大満足です。
オリジナルの文章はほぼそのまま残すカタチでの加筆としましたが、曖昧な描写等疑問点は修正しました。

というわけで読んでね。

 

加筆中。

夏頃からちょっとずつカラテネコ対ウサギロボを加筆している。これもなんちゃらとかうのに出すつもり。
なので文字数増やす作業ですか水増しですかと言われないようにいくつか加筆のルールを決めた。
1,文章を薄めない。
2、新要素の追加
もともとこの本は紙芝居用だったんで章によっては薄味な部分があったから、そこを重点的に増やしたいなあと思いつつ、グロとバイオレンスと蘊蓄を書きましている。
あと、猛獣島やそのほかと多少設定が違うところを可能な限り直したりだとか。
しかしながらエネルギーの消耗が酷い本なのでなかなか加筆も進まないのであった。

大四国戦線のこと2 キャラクターの成立

物語とキャラクターはどちらが先なのかといえば、今回は物語が先であってと言えますな。
怪獣同士の対決を主軸とする時点で、人物のドラマはオマケになるのは怪獣映画的にありがちなことなのだよ。例えば最新の例を挙げればシン・ゴジラであるとか。

さて怪獣映画にはある程度の型がある。怪獣の暴れるシーンは三度まで、だとか。当然この小説もそのセオリーを守っております。一応は二時間の映画を想定して書いたわけだ。
ちなみにシン・ゴジラで庵野秀明監督が拾わなかった特撮映画の要素を拾うこともこの小説のテーマであった。どのあたりがそうかはいつか解説するかもしれないししないかもしれない。

小説を二時間にまとめるにあたって準備はしていたけれど書かなかった要素を列挙してみる。

フクシンくんがスパイになるために家族連れの多い運動公園でマンツーマンで極秘特訓シーン。
さぬき政府側の描写。これは一切ふざけず大真面目な会議で、それなのに結論がうどん怪獣で攻め込む事になるバカバカしさを狙いたかったけれど、いよ政府側の会議シーンとダブってくどいのでやめた。
カッパ市長に息子を認知させて金をせしめる作戦の内容。
絨毯爆撃で沈んだと思われるデコポンの末路。(これはラストシーンのため書けば良かった気がする)

さて今回は、まずは物語を考えてから物語にキャラクターを当てはめていった。その課程で展開をスムーズにするためにヒロイン?をアイドルグループにしたりもした。
今回のキャラクターたちは20歳くらいを想定しているのだけれど、この年齢が一番最初に人生の分岐に打ちのめされる頃なのではないかと思って設定した。
夢が叶った人。夢がない人。夢が破れた人。夢が叶いつつあるけれど、まだまだな人。そうなると周辺の大人も夢が叶ったカッパの市長にはじまって強制送還まったなしなおばちゃんをはじめいろいろ配置しようと思ったのだけれど、同じ構造でキャラを若者と大人の両方に設定してもな…と思ったのでやめた。
そもそも成功したカッパの周りにいるのは同じく成功した大人でなければおかしいのだ。この文章を書くために読み返したら、劇中でも「金は金が大好き」と書いていたし、成功者の周りには成功者しかいないものなのだよ。
なのだけど単純に成功者を並べてもつまらないので大人は皆どうしようもないクズとした。まぁ現実もこんなもんだよ。
と、それだけでもつまらないのでウドン汁をまき散らすさぬき人の栗林玉藻はだめ人間に、デコポンの乗員は大人なのに子供の頃とノリが変わってなさそうな人たちとした。

キャラクターの名前について。
以前金城哲夫賞に応募しようと思ったとき考えたネタが「ウルトラQの頃から見た21世紀の世界に、現実の21世紀から迷い込んだ人間が現実の21世紀メカであるスマホ(よりもうちょっと十徳ナイフ的に進化している)を駆使して(なぜか電波が通じる)ドラえもん的に活躍する」というものだった。タイトルは半世紀ミライとして割と本気で内容を考えていたんだけれど、スマホ一台で別の世界の事件を解決するのはちょっと無理があるなぁと思って結局やめた。
このとき考えていたキャラの名前が。歴代の円谷番組のキャラ名を流用しようというものだった。例えば一ノ谷博士からドクトルワン・バレーとか考えていたのだけれどギラン・バレ症候群みたいだなぁと思ったり。
このアイディアを流用して、桐山とかドロシーとかフクシンだとか付けた。
ちなみにキリヤマは次回作ではオリジナルのきちがい隊長同様ヤバい人として再登場の予定である。え?死んだじゃんって?生き返らせる方法を考えてから死んでもらったのでだいじょうブイ。

そうそうこの小説ではキャラを殺しまくって読者を感動させようという思惑があった。さらば宇宙戦艦ヤマトメソッドである(笑)
ほぼ全員死ぬのは最初の予定通りなのだけれど、アイドルのお姉さんがまさか生き残るとは作者のあたいも想定外でした。ちょっとイラつくし真っ先に死んでもらおうと思っていたんだけれど、なぜか一番生き生きとしているしどうしても死んでくれなかった。終盤であんなに大活躍するとは思わなかったよ。

大四国戦線のこと1。物語の成立。

いい加減忘れそうなので、どうやって物語がきちがいじみて完成したかをメモ的に残すことにするよ。

事の始まりは暇つぶしでした。とある公募が「実在の場所を舞台にした小説」を募集していたので、サクッと書いて応募しようと考えました。実在の場所=ご当地小説と勝手に勘違いしての最初のプランは、実家のある地方都市を舞台にボーイミーツガールな物語でした。
おそらく低予算のショートムービーの原作をほしがっているのだろうとの憶測から、若くてピチピチな文系男女が出ればなおよろしかろうとの配慮です(笑)
古本屋巡りをするのが趣味の少年が、よく書店で見かけるお姉さんに片思いをし、あるときは掘り出し物の一冊を譲ってもらったりどうしても譲ってもらえなかったりと、そーいう恋の駆け引き小説でした。で、ある時を境にお姉さんに会うことがなくなり「どこかの町で幸せに暮らしているのかなぁ」と少年は思うのですが、実際はお姉さんは災害か何かで死んでるというオチ。

ほんとにこの内容でハートフルに書くつもりだったんですが、「で、その災害って何?」って悩んだのです。
地震とかそういう自然災害は、現実にひどいのが連続しているので避けたいので「隣県と武力衝突しているというのはどうか?」と思いつきました。
いくら仲の悪い四国の県と言っても、ここで方向性を見失っていることに気づくべきでした、が気づけませんでした(笑)

で、いろいろ考えたわけです。お互いテロってる、だとか瀬戸内海で大漁旗を掲げた軍艦が沈めあっているだとか。
主人公の少年は県境の山の中で塹壕掘って戦闘の恐怖におびえているだとか。あれ?読書好きの少年じゃなかったの?と、ここで設定が変わったことにまたしても気づかなかったのだよ。

さて、この手の小説で有名なのは筒井康隆の「三丁目が戦争です」なんですが、あの小説は「三丁目」と漠然とした場所なのに、こっちはしっかりみかん県うどん県と名指しなので、妙に生々しくて書きづらいなぁ。仲違いしているからって隣の県の人間と殺し合いはリアリティないよなぁ…とか思いつつ進めました。

ここでいらないことを思いつくわけです。「製紙工場にうどん怪獣が現れたら白い紙とうどんで絵面が面白い」と。
ここまで来たらあとは真っ逆さまでした。カチカチカチとすべてがかみ合っていつの間にかボーイミーツガールが怪獣小説になりました。
それでもここに至るまでに考えたアイディアはちょこちょこといろいろな部分に名残としてあるのでまぁ無駄ではなかったと思いたいですね(笑)

ちなみに「大四国戦線」というのは副題で、まだ考えていないけれどシリーズ全体のタイトルがあるのです。
エヴァンゲリオンでいうとこの巻はヤシマ作戦まで、デビルマンだと不動明がアモンと合体したところのあたりまでとなります。
今気づいたけど最初の物語も外伝として普通に組み込めそうですね。

次回はネーミングとキャラ設定について書こうと思います。

カラテネコ対ウサギロボ17

月末あたりにこんな表紙の本が出せたらいいなーと思ってます。
挿絵たっぷり30枚以上(予定。もう描いたけど編集の都合ではじくのがあるかも)

過去にリリースしたカラテネコ対ウサギロボの増量版です。これはずっと挿絵やらなんやらたっぷり混ぜてデラックス版にしたかったのだよ。
なので良い機会なので今回デラックスにしました。
収録コンテンツは本文に加え、大量の挿絵とカラー口絵、それから次回予告的な物(ちょっとこれ考え中。やらないかも)となっております。
最初はオリジナル版をデラックスにしようかと思ってましたが、オリジナルはオリジナルで別の本扱いとすることにしました。
エピソードもかなり増えているしまぁいいでしょう。前も書いたけれど、水増しのための加筆をしたのでは無く、より暴力と残酷とナンセンスを高めるための加筆なのですよ。
しかしながら混乱を防ぐために、旧版は絶版としました。

この本の発売時には、コンビニのネットプリントを利用したA3ポスター印刷キャンペーンを行おうと思ってます。
プリントしてお部屋に貼った写真を送ってくれたら…3人くらいに似顔絵でもプレゼントするかもしれない。(これも考え中)

こんな感じでセルフリメイクしたい小説が他にもあって、たとえばコレ。

これに載っけたゾンビ小説を長編化したいなーとか思ってます。今のところ予定は無いけど。

さらばデラックス

表紙を一時的に変えてみました。
また戻すのであまり細かくは描き込まなかった。これで何かしらてこ入れの効果を感じるようなら、もう少しデラックスに描き込むかもしれない。

ただ世の中的に怪獣というのはどうも需要がないので、この表紙で売れるようになるとはちょっと考えにくい。
怪獣小説は世の中にあっても、大抵はゴジラやウルトラマンのノベライズかネッシーとかの未知生物を探しに行くかのどちらかなのだよ。モロに怪獣が、それもオリジナルのが出てきて暴れるというのはあまり見かけない。ごくまれにあるけれど、売れたという話は聞いたことがない。

なのでこの小説のジャンルは「怪獣小説」ではなく「ハチャメチャスラップスティックSF」です。お間違いなきよう。

なのでこの表紙は10月ぐらいには元に戻ることでしょう。デラックスに描き込んだヴァージョンを見たければみんなで応援してね。そのときには記念にコンビニのネットプリントを利用してA3ノビポスターとして配布したいと思います。あれ。コンビニのネットプリントはノビじゃなくA3までだっけ?忘れました。

本編収録の図解と怪獣のデザインが違うぞ?との突っ込み禁止。

慎重に新調。

ペンタブレットが壊れたので新調しました。USBコネクタのあたりのはんだが剥がれているだけっぽいけれど、ペンの具合も最近いまいちなので買い換えました。

え?;ペンを買い換えれば?ペンが高いんだよペンだけで1万円くらいする。

充分使い倒したのでまぁ仕方が無い。ペンタブレットは消耗品なんだよ。次のが来たらこれで7代目になります…。
怪しげな六千円くらいのを一年ごとに使い捨てようかとも考えましたが、書き味が変わるのも嫌なのでいつものワコムにしました。まぁ紙に絵の具で描いていたときは画材代が結構かかったので、
そう考えればペンタブレットはいいものです。マーカーとかインクとか絵の具とか今でもめちゃくちゃあるよ。あと紙やペン先も。
絵の具は割と使い道があるんでいいんだけど、カラーインクとかこの先人生で使うことがあるんでしょうかw

そろそろ画集3を編纂したい。こういうの年に一回くらいまとめないと自分でも描いたものを忘れてしまう。

あと、去年アニメの企画書を作って無謀にもアニメ会社に送りつけたんですよ。40頁くらいの企画書で「幻のぶたカン ブチェリー」というタイトルでした。この企画書を本のかたちで再生させたい。
そもそもなぜ企画書を作ったかというと、アニメのムックのパロディを作っているうちに「まじめに企画書にしてみようかな」と思ったのがきっかけでした。なので本にすることは原点回帰とも言えますな。
ちなみに先日出したハチャメチャSF小説「大四国戦線」に、このブタ企画とリンクする部分をすでに混ぜ込んでおります。

だからブタをいつかはリリースしなければならない。